





S3サイズのキャンバスに油彩です。
時計の文字盤ような青色の図形が整列羅列されています。
図形の一つ一つは流動感のある動的なタッチでありながら、濃紺色の背景とのかすかなコントラストで構成された図形群は全体として静謐な印象です。
四方には銀色の細線が引かれており、繊細さを助長しています。
遠くから見た印象と、近づいて見た印象が変わってくると思います。
「時計」や「時間」という人間社会が作り出した概念から少し離れて、単なる「時の流れ」を自然(波や風、太陽など)から感じられたらなと思って制作しました。